国際遠距離恋愛の極意(私流)
5年半の国際遠距離恋愛経験を経て結婚した筆者が、長続きのコツをまとめてみたよ。
約5年半ドイツと日本で遠距離恋愛をした筆者が、これやって良かった、悩み多き国際遠距離恋愛がちょっぴり楽になる、ちょっとしたヒントを独断と偏見でお届け。国際遠距離恋愛でお悩みの方の助けになればと思います。
電話をルーティン化する
まず毎日電話をすることがマストだと思います。遠く離れた時差のある相手と、同じ時間を共有することが大切だと思うからです。どんなに忙しくても、よっぽどの理由がない限り毎日電話は欠かしませんでした。
また大切なことは、電話する時間と時間帯を決めてしまい、ルーティン化することです。
私達の場合は電話の時間は1時間、ドイツと日本で7,8時間の時差でしたので日本の23時、ドイツの16時など時間を決めて電話していました。日中は忙しいので、その電話以外のコミュニケーションはほとんどなかったのですが、そのおかげでより電話の時間が楽しみで大切な時間だったと思います。
ルーティン化する事のメリットは、電話の時間までに〇〇を終わらせておこう、何時から電話の予定だから先に〇〇やっておこうなど、予定が組みやすいところです。また、お互いがお互いのために時間を作る、これが簡単に会うことができない遠距離カップルに大切な事だと思います。
全部共有する
くだらない事から、些細な出来事、今思っていること、全て共有しましょう。
自分のこと全部って難しいと感じるかもしれませんし、嫌だと感じる人も多いと思います。ですが、直接会ってスキンシップやコミュニケーションが取れない分、普通のカップル以上に自分のことを相手に知ってもらう、相手のことを知ることが大切だと思います。
私も小指をぶつけた話から政治の話まで、本当に幅広くいろんなことを話しました。
相手の趣味嗜好を知るのはもちろんなのですが、相手の行動を直接見れない分、たくさん話をすることで相手と価値観が合うかな、相手のこんなところが良いななど、本当にたくさんの発見があると思います。
苦手だと思っているトピックス、学校のこと、会社のこと、全部しらみつぶしに全てのことを共有しましょう。普通のカップルがそうするように、相手の良いところも悪いところも見つけることができます。
お互いの言語を学ぶ
お互いの母国語を、お互い学びましょう。
言語には様々な文化が隠れています。相手の言語を知る事は相手の文化を知ることだと私は思います。
例えばドイツでは日本人に比べて、英語を流暢に話される方も多いため、パートナーと英語で会話しているという方も多くいると思います。ですが、やはりドイツ語で話す方が心地いいはずですし、母国語でしか伝えられないニュアンスがあります。
お互いの言語がペラペラに話せるまで学べ(もちろんそうできるのが理想ですが)という訳ではなく、下手でもつたなくても、相手の言語を学んでいる状況が大切だと思います。
例えば、ドイツ人のパートーに、ドイツ語で「Ich liebe dich.」と伝えてみるとします。そのドイツ人は「I love you」と言われるより、各段に愛を受け取るはずです。つたなくても、下手でも自分の好きな人が自分の言語を話すことは愛情表現の一種だと思います。
自分の時間を大切にする
遠距離恋愛中は自分の時間を大切にできる最大のチャンスです。
言語を勉強する、スキルアップの勉強をする、運動を始めてみる、読書をする、友達と死ぬほど遊ぶ、親孝行をする。なんでも、自分の好きなことや、やってみたいことに挑戦する時期だと考えるようにすると気持ちが楽です。適度に忙しく過ごすのがポイントです。お互い同じ程度に忙しいほうが関係性のバランスが取れると思います。
寂しい気持ちは必ずやってきますが、寂しい思いをした分、会った時の喜びが大きいものだと思います。また、次に会ったときに成長した自分を見せるのも良いと思います。
人生は恋愛だけじゃないですから、相手を一生大切にしていきたいと思うのあれば、自分の人生も是非大切にしてあげて下さい。
また、次に会ったら、ドイツ語で会話できるようになりたい!などパートナー絡みの目標を立てることもおすすめです。
私は、次ドイツに行ったらもっとパートナーの家族とドイツ語でコミュニケーション取れるようになりたい!と思い、ドイツ語の勉強に勤しんでいました。
たまには手紙を書く
記念日やクリスマス、外国人パートナーであれば年賀状など、たまには手書きのものを送ってみましょう。何より手紙を貰うと嬉しいですし電話やメールと違って少しロマンティックな気分になれると思います。国際遠距離恋愛だからこその楽しみを見つけていきましょう。
未来の話をする
パートナーと将来の話をしてみて下さい。
次にあったらここに行こう、あれを食べよう、一緒にこの映画をみよう、なんでも構いません。会えなくて寂しい気持ちがあると、ついネガティブな会話になりがちですよね。限られたパートナーとの時間の中で、解決できないネガティブな話をするのはもったいないと思います。
未来志向のポジティブな話をこころがけましょう。
Amazonを駆使して小さなプレゼントを贈る
現地のAmazonを利用して、パートナーに些細なプレゼントを贈りましょう。
国際郵便は届くのにも時間がかかるし、送料も高いですので、現地のAmazonが一番便利です。パートナーの住んでる国のアマゾンアカウントとクレジットカードがあれば簡単に送ることができます。
バレンタインなどの食品を贈りたいときや、なんでもない日のちょっとしたプレゼント、パートナーを応援したいときなど、手軽に送れるので非常におすすめです。
なんでもない日の小さなプレゼントって、サプライズで嬉しいですし、意外と愛情を感じるものです。
まとめ
国際遠距離恋愛は、先の見えない不安や、金銭面の問題、時間的制約、会えない事への寂しさ、価値観の違い、文化の壁、言葉の壁、本当にたくさんの苦労があると思います。ですが、いつか遠距離恋愛が終わる日が必ず来ます。その日まで、自分の時間を大切にして、頑張ってください !
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